一般社団法人JPCERTコーディネーションセンターが24日、Adobe Flash Playerの脆弱性についての注意を喚起しております。

脆弱性を悪用して作成されたコンテンツをユーザーが開いた場合に、Adobe Flash Playerが不正終了したり、任意のコードを実行させられてしまう恐れがあるとのことです。
既に脆弱性を悪用した限定的な標的型攻撃も確認されているそうで注意が必要です。

米Adobe Systemsは現地時間23日、脆弱性に対処したAdobe Flash Player最新版を公開しておりますので、速やかにアップデートをしておいた方が良さそうです。

影響を受けるFlash Playerは、下記のバージョンのようです。
・Adobe Flash Player 18.0.0.161およびこれ以前(Windows、Mac、Google Chrome、IE 10/11)
・Adobe Flash Player 13.0.0.292およびこれ以前(Extended Support)
・Adobe Flash Player 11.2.202.466およびこれ以前(Linux)

ブラウザを最新版にアップデートすれば、自動的に最新版のFlash Playerが適用されるとのことですが、念の為にFlash Playerのバージョンを確認する方が良いかと思います。
「Adobe Flash Player:Version Information」(←クリック)から行えます。
開いたサイトの「Version Information」、「You have version」とある部分にインストールされているバージョンが表記されます。その下にある表では各OS、各ブラウザごとの最新バージョンが確認できます。
もし最新バージョンがインストールされていなかった場合には、アップデートを行なった方が良いでしょう。