Microsoft提供のクラウドストレージサービスである OneDrive を御利用になっている方もいらっしゃると思います。

一部のユーザーがPCのバックアップや動画ファイル等を大量に保存するために利用し、中には平均的ユーザーの1万4000倍にもなる75Tバイトものデータをアップロードしていた為か、提供方法が大きく変わることになり、今まで使えていた容量が使えなくなります。

  • Office 365 のユーザーは容量無制限だったのが、上限1TBまでに制限
  • 無料のOneDrive ユーザーの無料容量は現在の 15Gバイト から 5Gバイト に縮小。カメラロール用の15Gバイトのボーナスストレージの提供も終了

Microsoftは全ユーザーに対して上記の変更を行なうつもりだったらしいのですが、世界中のユーザーから不満の声が上がったそうで、3番目の無料のOneDrive ユーザーの容量については手続きを行えば、そのまま継続できるようですので、必要な方は早急な手続きをお薦めします。

手続きは下記で可能です。
https://preview.onedrive.com/bonus/

「Keep your free storage」ボタンをクリックし、手続きを進め「Success!」という画面で完了です。
(Microsoftアカウントへのログインも必要です)

こちらの手続きを行うことで 15GB のまま維持でき、更に 15GB のカメラロールボーナスも(利用していれば)引き続き利用できるそうです。但し、こちらの手続きは米国時間2016年1月31日までに行なう必要があり、手続きをしなかった場合は無料ストレージ容量は予定通り 5GB に縮小されて、カメラロールボーナスも失うようです。

無料ユーザーだけ優遇するのかと疑問に思う方もいるかとは思いますが、個人向けなら年間1万円少々と言う 1TBのHDDおよそ2台分程度の価格で容量無制限というサービスはビジネス的にもかなり無理があり、過去にも数多くのクラウドサービスが容量無制限を撤回してきていますので OneDrive も遠からず容量制限されたとは思います。

なお、有料ユーザーの場合も突然データも消されるという事は無いようで、容量超過分も1年は使用できるという情報があります。(こちらは確実ではないので御注意下さい)