「Windows 10」2回目の大型アップデート「Windows 10 Anniversary Update」が提供されています。
開発コードが「Red Stone1」なので「Windows 10 RS1」と呼ぶこともあります。

Windows 10 のパソコン全てが一斉にアップデート可能なわけではなく、順次アップデートできるように調整している模様ですので、アップデートがされないからと言って心配する必要はなく、その内にアップデート可能になると思います。
(記事を書いている時点で、私のメインマシンはまだアップデートが来ていません)

また、7月29日の無料アップデート期限直前に Windows 10 へアップデートしたパソコンでは暫くアップデートは来ないようです。Windows 10 アップデート後、1ヶ月未満のパソコンは元の OS に戻せるようになっているからだと思います。
元の OS のバックアップファイルを消せば1ヶ月未満でもアップデートが早く来るかも知れません。(推測です)

[スタートメニュー] → [設定] → [システム] → [バージョン情報]でバージョンが「1607」になっていれば、「Windows 10 RS1」になっています。
とは言っても、スタートボタンを押した時に出てくるメニューの様子が変わるのでそこだけで分かると思います。

トラブルも多少あるようです。
まだ情報が出切っていないので未検証ですが、WinDVDが起動しなくなる、Acrobat Reader DC で PDF ファイルを開くと動作が重くなる、種類によっては未対応と言う事で勝手にアンインストールされるソフトがある、などを聞きます。

さて、「Windows 10 RS1」にアップデート後に行なっておいた方が良い設定としては
「高速スタートアップを有効にする」
のチェックを外すことです。
アップデート前にチェックを外していても、アップデート後にはチェックが入ってしまうようです。

高速スタートアップが有効に戻った事に気付かず、再起動をまったくしないままで使い続けた場合には、様々なトラブルの要因になり得ます。
特に必要性が無い限りは再度チェックを外しておくと良いと思います。