もう既に色々なサイトで有名になっておりますが
3月11日でしたか、Windows Update後にエクスプローラやタスクバーがフリーズするという問題が発生しました。
対象となるのはWindows8、Windows8.1、Windows Server 2012などで、いずれも日本語版のようです。問題となったUpdateは「KB3033889」というものです。

現象としては
・タスクバーにカーソルを持っていく(クリックする)と暫くの間フリーズする
・エクスプローラを開くと暫くの間フリーズする
・タスクバーにピン留めしてあるソフトを起動しようとすると暫くの間フリーズする
・各ソフトで「名前を付けて保存」を行なおうとすると暫くの間フリーズする
・各ソフトで「ファイルを開く」を行なおうとすると暫くの間フリーズする
・一瞬だけ紫色の画面になり、デスクトップやタスクバーのアイコンもいったん消える
・上記いずれの場合でも、完全フリーズする場合もあるが、電源ボタンでシャットダウンは可能

等々の様々な現象を確認しています。

もし前述したOSをお使いの方で、11日以降にフリーズが頻発するようになった方はこのWindows Updateが原因である可能性が高いので、Windows Updateの更新履歴を確認してみて下さい。

現在では問題が起きているPC用に修正パッチが公開されています。
(問題が起きていないPCでは行なってはいけません)
https://support.microsoft.com/ja-jp/hotfix/kbhotfix?kbnum=3048778&kbln=ja
使用しているパソコンに入っているOSのものを選択し、メールアドレスを入力すると、ダウンロード先の書かれたメールが届きますので、そちらからダウンロードして実行し解凍します。
ちょっと問題なのが場合によっては解凍する際に表示がとても小さくなる事がある事です^^;
解凍されたファイルを実行すると修正パッチがインストールされ、最後に再起動を促されます。

もう暫く待てば、Windows Updateで配布されるのかも知れませんが、フリーズが頻繁で使いものにならないという方は適用しても良いかも知れませんね。
ただし、こういった緊急の修正パッチはあくまでもMicrosoft曰く「自己責任」ですので適用される際にはお気を付け下さい。
(ちなみに私は修正パッチを適用しました)